『食道癌根治放射線治療患者を対象とした ネオアジュバント化学療法の影響に関する後ろ向き臨床試験』のお知らせ
平成20年1月1日~平成27年12月31日の間に岩手医科大学附属病院で
食道がんと診断され、根治的放射線治療を受けられた患者さんへのお知らせ
課題名:食道癌根治放射線治療患者を対象とした
ネオアジュバント化学療法の影響に関する後ろ向き臨床試験
当教室では、岩手医科大学・同附属病院倫理委員会の承認を得て、平成20年1月1日~平成27年12月31日の間に、当院において食道がんと診断され、根治的放射線治療を受けられた患者さんについて、ネオアジュバント化学療法の効果を検討するための後方視的調査研究を実施します。放射線治療を受ける前に化学療法を実施することが有用かどうかを検討することを目的としています。
研究期間は、倫理委員会承認日~平成30年5月31日の予定です。
治療介入を伴わない既存資料のみを用いた後方視的研究であるため、新たに人体試料は採取しません。個人が直接同定されうる情報は収集いたしません。
なお、今回の研究データを将来の研究のために用いたり、他の研究機関に提供する可能性があります。その際には研究課題について倫理委員会の審査を再度受け承認を得て実施いたします。
研究をするために必要な資金をスポンサー(製薬会社等)から提供してもらうことにより、その結果の判断に利害が発生し、結果の判断にひずみが起こりかねない状態を利益相反状態といいます。この研究は放射線腫瘍学科の講座研究費を用いて行う研究であり、この研究を実施する関係者に,この研究に使われる薬剤等を製造している企業とは特別な関係にありません。
研究に関してご質問のある方や研究への参加を希望されない方は、下記までご一報下さいますようお願い致します。
【問い合わせ先】
担当者:所属 放射線腫瘍学科 職名 助教 氏名 菊池 光洋
TEL:019-651-5111(内線 3660)
FAX:019-622-1091
E-mail:rad.oncol.imu@admin