『動脈硬化性疾患における血管壁ならびに内腔評価法に関する後ろ向き観察研究』のお知らせ

動脈硬化性疾患における血管壁ならびに内腔評価法に関する後ろ向き観察研究


1.研究の対象

2011年4月11日以降に動脈硬化性疾患で当院で320列CTもしくは超高精細CTが撮像された方


2.研究目的・方法

近年画像診断装置の進歩により、動脈硬化性疾患における血管壁および内腔評価はCTが多く使用されています。今後はCT装置側だけでなく、画像再構成法による画質向上が求められています。本研究は、各種CT画像再構成法を用いて動脈硬化性疾患における血管壁ならびに内腔描出能の向上を目指すことが目的です。

2011年4月11日以降に動脈硬化性疾患で動脈壁および血管内腔描出を目的として当院で320列CTもしくは超高精細CT撮像された方300名の画像を入手し、各種CT画像再構成法による血管壁ならびに内腔描出能、血管内腔径を比較検討します。

今後検査や治療を追加する必要はなく、したがって患者さんの不利益を引き起こすような合併症などの心配の必要もありません。本研究は岩手医科大学放射線医学講座からの講座研究費によって運営され、得られた結果は学会発表や論文というかたちで公表されます。本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。


研究期間:倫理委員会承認後〜2022年9月30日


3.研究に用いる試料・情報の種類

情報:CT画像、生年月日、性別、年齢、病歴、治療歴、採血結果 等


4.外部への試料・情報の提供

データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、岩手医科大学放射線医学講座の研究責任者が保管・管理します。


5.研究組織

研究責任者:

岩手医科大学放射線医学講座 教授 吉岡邦浩(連絡先)内線3660


分担研究者:

1.岩手医科大学歯学部 口腔顎顔面再建学講座 歯科放射線学分野 田中良一

2.岩手医科大学放射線医学講座 折居誠

4.岩手医科大学放射線医学講座 川島和哉

3.岩手医科大学内科学講座循環器内科分野 藤原純平


6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。


照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

〒028-3694 岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号

電話019-613-7111 内線3660

岩手医科大学放射線医学講座 任期付助教 折居誠


研究責任者:

岩手医科大学放射線医学講座 教授 吉岡邦浩(連絡先)内線3660