『凝固異常に関連した後腹膜、胸腹壁、筋内の特発性出血のCT所見と臨床所見の比較検討』の研究について

1.研究の対象

2011年3月1日~2018年3月31日に、当院で凝固異常に関連した後腹膜、胸腹壁、筋内の特発性出血を認めた方

2.研究目的・方法

 当院において、2011年3月1日~2018年3月31日に、当院で凝固異常に関連した後腹膜、胸腹壁、筋内の特発性出血を認めた方を対象として、CT所見と臨床所見の関連性を検討します。この関連性を明らかにすることにより、特発性出血に対する治療方針の決定に有用な結果が得られる可能性があります。研究期間は、当院での倫理員会承認後から平成31年5月31日までを予定しています。

2011年3月1日~2018年3月31日に、凝固異常に関連した後腹膜、胸腹壁、筋内の特発性出血を認めた全47例を対象症例とします。

特発性出血の発症契機の症状、診断時の血圧、心拍数、血液所見(ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板、APTT-R(activated partial thromboplastin time ratio)、PT-INR(prothrombin time-international normalized ratio)、CT所見(出血部位、血管外漏出像の有無、Hematocrit signの有無)を、診療記録をもとに評価します。単施設の後ろ向き研究、非介入研究です。

岩手医科大学放射線医学講座にて研究を行い、講座研究費を用います。

本研究に関する利益相反はありません。

個人情報および診療情報などのプライバシーに関する情報は、個人の人格尊重の理念のもと厳重に保護され慎重に取り扱われるべきものと認識し、プライバシー保護に努めます。

本研究にて得られた成績等の公表(学会発表を含む)に際しては、被験者のプライバシーが保護されるように配慮します。

本研究に関係するすべての研究者は「ヘルシンキ宣言」(日本医師会訳、WMAフォルタレザ総会(ブラジル)改訂)1および「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(厚生労働省)2に従って本研究を実施します。

1)http://www.med.or.jp/wma/helsinki08_j.html

2)http://www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n1443_01.pdf

3.研究に用いる試料・情報の種類

情報:疾患名、病歴、血液検査データ、画像検査データ、副作用の発生状況、カルテ番号等

4.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。


照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

問い合わせ窓口:研究代表者;中山 学

岩手医科大学医学部放射線医学講座

〒020-8505 岩手県盛岡市内丸19-1

TEL:019-651-5111(内線3660)

FAX:019-622-1091

E-mail:gakuymgt@yahoo.co.jp

研究責任者:

岩手医科大学放射線医学講座 特任准教授 加藤健一