家子義朗先生が土井賞を受賞

2021年4月16日に、家子義朗先生が土井賞(優秀論文賞)を受賞しました。

おめでとうございます!!

家子先生より一言

Radiological Physics and Technology誌において、論文「The impact of 4DCT-ventilation imaging-guided proton therapy on stereotactic body radiotherapy for lung cancer」が土井賞(優秀論文賞)を受賞しました。本論文は、肺癌に対して副作用低減を目的とした新たな放射線治療計画法に関する研究報告です。従来行われている解剖学的情報に基づいた治療計画法と異なり、治療計画時に撮影される4次元CT画像から作成した肺機能画像を用いて、高機能肺領域になるべく線量を付与しないように計画することで、副作用低減を試みました。また、X線治療だけではなく、陽子線治療にもその手法を応用し、その有効性を検討しました。今後も、医学物理の観点から放射線治療の発展に貢献できれば幸いです。

論文はこちら https://doi.org/10.1007/s12194-020-00572-5