AAPM2024 in Los Angelesに参加しました
米国医学物理学会(AAPM, 2024.7.21-25, ロサンゼルス)に家子義朗先生が参加しました。この学会は医学物理における最も大きな国際学会で、その中で開催された国際シンポジウム「AAPM KSMP-JSMP-KAMPiNA Joint Symposium」で、家子先生が講演しました。
https://aapm.confex.com/aapm/2024am/meetingapp.cgi/Session/2597
家子先生より一言。
このシンポジウムは、KSMP (韓国医学物理学会)、JSMP (日本医学物理学会)、KAMPiNA (米国勤務の韓国人物理士の団体) の3団体による国際シンポジウムで、各団体から数名が講演しました。私は「The Impact of Novel Functional Imaging-Guided Radiotherapy for Lung Cancer」というタイトルで、4DCTを用いた肺機能イメージングやそれに基づく新たな治療法、その関連研究として自身の研究成果を報告しました。日韓での活発な議論や交流ができ、大変良い経験ができました。主催者の方々に感謝申し上げたいと思います。
シンポジウムの前夜にはSymposium Reception Partyがありました。
韓国人物理士は米国でも活躍している人が多く、かなり刺激になりました。また皆さん非常に温かく、非常に感動しました。
発表は米国に着いた翌朝でした。行きのフライトでは一睡もできず、寝不足&時差ボケ&疲労の中での発表は中々良い経験になりました(笑)。その中でも有意義な議論ができて良かったです。Symposium Awardをいただきました。
学会ではドナーラウンジがあり、参加登録時に寄付をするといつでもコーヒーやスナックを食べられました。私も少額でしたが、寄付をしていたので利用できました。寄付はAAPMの教育や研究に利用されるそうです。
なんと学会のイベントとしてMLB観戦!!これも良い思い出になりました。
AAPMでinvited speakerとして講演できたことは非常に良い経験となりました。また学会全体を通して、まだ論文化されていない最新の研究報告を聞くことができ、知見が広がりました。コロナ明けで久々の国際学会の現地参加でしたが、impactのある研究をするためには、このような国際学会で発表し、情報収集し、刺激をもらうことが定期的に必要だなと痛感しました。これからも頑張ろうと思います。